benten103では2024年11月1日から1月末まで、benten103にて脱炭素ライフスタイル企画を実施しました。横浜市とあいおいニッセイ同和損害保険が共同主催したこの取り組みにおいてKANMATCH/benten103では、衣料品回収Boxの設置&サーキュラーデザインミュージアムを展開、地域の方も参加し不要になった衣服をリユースに回しました。また、ハーチ株式会社さんと協力してアップサイクルについても広める事ができました。引き続きbenten103では脱炭素ライフスタイルを意識して、サーキュラーエコノミーに関する発信をしていきます。
その一環で早速、新たにアップサイクルプロダクトを展示しています。こちらは武蔵野美術大学 造形構想学部 クリエイティブイノベーション学科 4年磯貝右京さんが、産官学連携プロジェクトにて御所浦島に1ヶ月滞在して作った作品になります。展示はメンバー登録していない方でもご覧いただけます。ぜひお立ち寄りください。

プロジェクト概要
「御所浦島に出会うためのプロダクト提案」
熊本県天草市・御所浦島で地域創生を目的としたフィールドワークを実施。かつてタイ・太刀魚における日本一の売上を誇った養殖地であり、2024年には「恐竜の島博物館」が開館するなど豊富な観光資源を持つ。一方で、人口減少や産業衰退により「島の消滅可能性」に直面している。
本プロジェクトでは、島の消滅可能性を打開する施策として、島内に不法投棄された養殖用ブイを再利用し、島の魅力創出資源として活用することで、島民や外部者の参加を促す取り組みを行った。
仮説と検証
・仮説:ブイは単なるゴミではなく、島民にとって「親しみ」のある資源である。その活用を通じて地域活性化が可能。
・検証:ブイを用いてプランターやライトを制作したところ、島民から意見や参加意欲が生まれ、共同作業が活性化。
・結果:実際に新たなプロダクトが誕生、一緒に作ったプランターをもらっていただいた。
・追加:資源としての活用事例を増やすことで、島外者からの参加を募れないか。
benten103ではプロダクトの一部を展示させていただく。
benten103で展示する理由
横浜関内という、同じ海に面した地域に、こんな地域があるのだと知ってもらいたい。多くの方に御所浦島とこのプロジェクトを知ってもらい、関係人口となる人が現れることを期待して、展示する。
同時に関内の人に、自分たちの身の回りのゴミや、資源と思えないようなものも、資源になり得ると気づき、生活を見つめ直すきっかけを与えられるのではないか。
協力・磯貝右京 作品コーディネート・benten103staff ハヤシカイト
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