まちをにぎやかす、世代を越えた踊りの輪

2025年8月17日、盆踊りディスコ【YUKABON】が開催され、スタッフや参加者あわせて20名が集いました。最初に全員で準備を行い、3分ピッチリレーで近況や挑戦をシェア。遠方の盆踊り体験や、企画中のイベント、ソーシャルGOODへの取り組みなど、多彩なストーリーが語られ、場が温まったところで盆踊りがスタートしました。誰かが知っている振付を伝え、みんなで見よう見まねで踊る――それだけで空間は笑顔とにぎわいに包まれます。

このピッチ企画は、benten103ディレクター林の発案。「まちににぎわいを作る」ことを使命に、単なる踊りの場ではなく、“なぜここで集まるのか”を共有する時間をあえて設けました。そのことで場がより豊かになり、参加者にも好評でした。

注目すべきは、40代・50代・60代の参加者が「自分の時間を思いきり楽しむ」姿です。子育てや仕事の役割を担ってきた世代が、自らの興味や好奇心を解放し、まちに還元する姿は、地域の未来を考えるうえで大きな力となります。踊りながら笑い合う光景は、世代を越えた交流が“まちづくり”そのものだと実感させてくれるものでした。


そして今回も、ネオン神輿を担いで日本サイン協会の皆さんが参加してくださいました。バージョンアップしたネオン神輿に加え、木彫り熊がネオン鮭を加えるアート作品も展示されました。伝統と新しい発想が交差しながら、「地域のにぎわい」をともに紡いでいく――そんな盆踊りの夜でした。

参加者の声|イベント後アンケートより抜粋
・盆踊りが好きなんだなぁと、改めて思いました。なんとなく恥ずかしいような気持ちがどこかにあったけど、盆踊りは日本 人のDNAにインプットされている。それを認識できて、どんどん踊っていこうぜ、と思います。
・日々の生活より彩りがある時間なので、このような時間はとても大事だと思います。
・男性の参加率、踊り率、ノリが低く点が興味深い。女性中心の運営と参加は女性ならではの気遣いや華やかさがあり良いと感じた。
・大人の夏休み!って感じではじけられるのが最高!
・ピッチリレーで自分に起こった変化としては、関係ないかもだけど、仕事が決まった(笑)、副業にしたいなと思ってる分野の人から話も聞けて、刺激になった。
・ひたすら楽しかった
・指示をしなくても必要な仕事が分担されてどんどん片付けられていくのが凄かった
・実は盆踊りは苦手😥だけど常連さんの良きお誘いで楽しく踊れました❤️
・盆踊りとディスコ 両方楽しめてお得。盆踊りが踊れる場所が少ないので嬉しい。それぞれが好きなことを楽しめる空間だなぁと思います。踊りたい人も見ていたい人も、巻き込んで広がっていくといいなぁ思います。
イベント名|YUKABON🏮浴衣で盆踊り&まちディスコ🪩 in関内
主催|benten103
開催日時|2025年8月17日(日)16時〜19時
開催場所|benten103
参加人数 |20
参加者|地域の方、盆踊りが好きな方、都筑区で活動する「あたらしい盆踊りを考える会」メンバー、関係者、benten103の着物イベントに着た方、登録メンバーの方、など
協力|日本サイン協会、あたらしい盆踊りを考える会
参加者の皆さん撮影の写真・文benten103ディレクター林
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