2025年8月2日、benten103登録者で図書委員でもあるLiberaLocal Arts 坂本かがりさんがイベントを開催しました。KANMATCHプロジェクトとして、とても興味深いイベントでした。かがりさんの投稿から内容を一部紹介します。
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LiberaLocal Arts Talk Session Report 2025.08.02
「住む力」を育む学校としてのコレクティブハウス:ともにつくる住まいを考える
◆Lead Talker
宮前眞理子さん(コレクティブハウジング社 コーディネーター)
狩野三枝さん(コレクティブハウジング社 コーディネーター)
松村淳さん(社会学者・建築社会学)
2025年8月2日に、LiberaLocal Arts初のTalk Sessionを実施しました。「住む力」をキーワードにして多世代共有型住宅のコレクティブハウスの実践から、未来の創造的な住まいのあり方について話し合いました。
Lead Talkerは、20年以上にわたってコレクティブハウスのコーディネートに携わっていらっしゃる宮前眞理子さん・狩野三枝さん、そして建築社会学やコモンズ研究がご専門の松村淳さんです。「コレクティブハウス」という住まいの実践が現代社会においてどのような意義を持つのかを言語化し、考えていくために、話題提供者としてご協力をいただきました。
コレクティブハウスは、イヴァン・イリイチの言う「住む力」を、私たちが再び育むことのできる“学びの場”のように思えました。特に重要なのは、コレクティブハウスが他者との協働を前提とした仕組みを組み込んでいる点です。つまりここでは、「住む力」は個人の資質や裁量に委ねられるのではなく、他者とともに協働するプロセスのなかでこそ培われていくと考えられます。他者との協働だからこそ生まれる「住む力」の可能性。この点は、今後も引き続き考えていきたいテーマです。
コレクティブハウスの仕組みや・・・
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「住む力」、他者との協働、建築×教育、に関するレポート全文はこちらからお読みいただけます。



イベント名|LiberaLocal Arts Talk Session 「住む力」を育む学校としてのコレクティブハウス──ともにつくる住まいを考える
主催|LiberaLocal Arts
開催日時|2025年8月2日(日)14時〜18時
開催場所|benten103
Lead Talker|宮前眞理子さん 狩野三枝さん 松村淳さん
参加人数 |12名
参加者|NPO団体、実務家、横浜市内で場づくりを行っている方々、地域の方々など
協力|コレクティブハウジング社
写真・文 LiberaLocal Arts 坂本かがり 抜粋・林D
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