今回はbenten103登録者の方が3ヶ月連続開催した「井戸端デザイン室」のイベントレポートをお届けします。このイベントを企画・主催した井戸端creatornet YOKOHAMAさんは横浜で得意を生かして働く、女性クリエイターのためのプラットフォームとして活動を開始しました。近年は性別問わず幅広いクリエイターの交流の場をつくっています。自分サイズのスキルを地域に活かしたい人とデザインの力を活かしたい地域で事業・活動する方をつなげる活動をしています。
2024年9、10、11月の3回、benten103で「井戸端デザイン室」が開かれました。月に一度開かれるまちのデザイン室、まちの活動や事業を応援したいクリエイターと、広報やデザインについて相談したい人がつながる場所です。例えば、デザインをだれかに頼みたいけどマッチする人をどうやって見つけるかよく分からない依頼主、または、得意なイラストを活かして自分らしく仕事をしたいがうまく転がっていないクリエイター、といった例。井戸端デザイン室では、「たのむ人」の困りごとの声を拾いながら、「つくる人」へとつなげてゆくそんな取り組みを行っています。最終回11月は30人近くの参加者が入れ替わり立ち替わり訪れ、熱気あふれる会となりました。会場では各種クリエイターの方と、作り手を求める事業主の方が気さくに雑談をしながら仕事の話をしたり、クリエイター同士で悩みなどを共有してお互いに相談したり、SNS投稿を見て飛び込み参加の方も来て活気ある交流が生まれました。
また、今回のイベントはKANMATCHにとっても新しい試み。井戸端デザイン室を開催しながらのラウンジオープンにチャレンジしてもらいました。登録者が自分ごとをしながらラウンジを開ける事は施設としての応用力がプラスになり、プロジェクトの持続性が高まります。また、イベント参加者とラウンジ来訪者が混ざることで相乗効果も生まれます。このように、お互いに対してより良い付加価値を作り出す試みでした。実際に手応えは上々、繋がりが増え具体的な改善点も見えてきました。このコラボはKANMATCHプロジェクトとしても重要なポイントになりそうですので引き続き開催していきます。
次回「井戸端デザイン室」は1月30日(木)11時〜16時開催。2月22日には誰でも参加できる縁会(宴会)を予定しています。どなたでも参加できるイベントです、参加希望の方は井戸端creatornet YOKOHAMA フェイスブックから詳細を確認してください。
benten103は登録制ラウンジです。現在登録している方は近隣にお住まいの方、関内にお勤めの方、横浜で活動する方が主ですが、中には横浜市外にお住まいの方で関内を盛り上げるKANMATCHプロジェクトに賛同して登録する方もいます。こうしたさまざまな方のいろいろなご利用が増えてきています。
※井戸端creatornet YOKOHAMA フェイスブックより一部文章を抜粋しました。文:林D