酒蔵再生。酒蔵と聞くと伝統的で厳かな印象がある。
外の人間が働きかけられるものなのか?職人気質の職人達が外の人間を受け入れるには双方の相当な努力と歩み寄りが不可欠だろうし、そこにドラマが無いわけがない。
この角打ちイベントでは、枡で立ち飲みしながら缶詰をつつき、山形県西置賜郡小国町の酒蔵再生のこぼれ話を聞けた。
現場で職人達と新しい酒造りを成し得たスタッフも山形から来場し、楽しい話の中に、時に涙も浮かべながらトークが展開する。苦労の末に受賞に至った酒、生産量が限られすでにレアなため、会場に用意されたのは小さな酒瓶だったが、20名近くで分け合い少しずつ美味しさを味わった。
体験と美酒をシェアして緩やかに会話するイベント、コロナ前はよく見られた光景を思い出しありがたく感じる2時間だった。






『蔵元来たる!角打ちイベント 〜山形小国町・桜川酒造~』@benten103
5/30 17時-19時
参加費1,000(升と酒一杯つき)
のべ来場者数約30名
ゲスト桜川酒造蔵元/kii取締役 石井宏和氏
【おまけ・staff目線】石井氏はbenten103オープニングにも祝い酒を寄せてくれた取締役、benten103が神奈川県住宅供給公社と弊社kii(関内イノベーションイニシアティブ株式会社)の協働だからこそ、この角打ちに繋がった!
このイベントをきっかけに、また別の角も打てるかもしれない。と、ディレクターチームは色めきだっている。(ハヤシ)