8月18日YUKABON、ミラーボールが煌めいた日曜日。
横浜市内と関内を中心に川崎、東京、埼玉からも19名の参加者が集い、熱量の高い2時間を過ごした。
提灯も櫓もなくても音頭が掛かればそこは盆踊り会場。参加者は初めましての挨拶もないまま一緒の輪に入り、知らない踊りもお手本を見ながらすぐに踊る。踊れば友達のように話ができる。簡潔でフレンドリーなのが心地よい。後半はそのままディスコに突入し、70’sダンスクラシックや90’sヒップホップ、最近のJpopと、目まぐるしく時代を変えながらダンスは続く。
真新しいミラーボールが天井に夏の水面のように光を揺らしている。照明は落とさずディスコにしては明るめ、場内にスタッフ紹介や盆踊りの思い出が掲示され、テーブルに持ち寄りのおつまみやスイカが並ぶ。この手作り感がいい。
初対面の相手と会話が和むのはこのあたたかい雰囲気ゆえかも。
参加者は言う「新しい方との出会いも新鮮でとても良き時間」「皆で作って楽しめてサイコー」「色んな盆踊り踊れて楽しかったな」「また開催して欲しい、次も楽しみ」「外の方がノッてくれたのも嬉しかった」
そうなのだ、ふと、外の歩道に目を向けると、通行人が踊っていたのだ。隣の店からはスタッフが覗きに来て笑顔で見ていた。
人が見たくなる吸引力が生まれるダンスフロアがここにあった、いや違った、ここはコミュニティラウンジだ。
使い方いろいろ、伸び代多めのbenten103の面白い活用事例である。(文・林D)